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文明の道

鹿児島2日目

 史跡訪問

少し思考を凝らして、<上野原縄文の森>へ行ってみることにしました。

南に鹿児島湾、北に霧島連山を望む上野原台地に位置している

<上野原縄文の森>は県営公園としても地域住民に親しまれているようです。
同時に縄文時代早期前葉から弥生時代後期までの遺跡が発掘されたと云う事で

国指定史跡にも認定され

鹿児島県の考古学発掘調査の拠点と記されていました。

古い歴史を探るのが趣味でもある私

好奇心が沸き訪れる事にしました。

 

午前9:00 上野原縄文の森 到着!

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平成11年に国指定史跡に認定されている

[平成に入ってからと比較的新しい方なんだ!]と少し驚きました。


曇空の中散策開始!🔎

広大な敷地内に復元された竪穴式住居が点在しています

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竪穴住居復元集落

開放されているようなので中に入ってみますね

広いとは云えませんがしっかりとした作りしています。

雨模様の天気なのからか湿気と土の匂いで中は充満しています

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と思っていると

雨が降ってきました。「かなり強い雨(;^_^A]

復元された竪穴式住居で雨宿りします

土の匂いがより一層強く感じられますが

何故か懐かしい、落ち着く匂いです

 竪穴住居の中で雨宿りなんて・・・

縄文時代にタイムスリップしたみたいwww

 

 

雨が小降りになってきたので、散策開始

 

ここは複合遺跡なので時代と共にこの地は変遷してゆきます

つまりは現代から縄文時代までと時間を遡る事ができるんですね

当時 生きていた人達と時間を共有する事ができる!と云うことです

<個人的な想像力を持ってですけど>

「当時の人達との時間の共有」私が史跡散策をしていて好きな時間です。

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当時の人達もこの道を歩いて家族の待つ家に帰っていたのでしょうか?

 

 

 

最後に訪れたのは<祭りの広場>です

ここは弥生時代前期~後期にかけて祭祀が行われた場所とあります

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祭りの広場

稲作文化が発達していて頃

五穀豊穣を願って多種多様な催し物がこの場所で行われたのでしょう

当時の人達は

この場所で歌い、踊りながら五穀豊穣を願っていたのかもしれません

 

 

遠くに子供達のはしゃぐ声が聞こえます

霧島連山からなのでしょうか?

心地よい風が吹いてきました。

二十四節気では<立秋

七十二候では<涼風至>

暦の上では、秋

 

今から数千年前

この上野原台地にも

子供達のはしゃぐ声が響き渡り

霧島連山からの秋の訪れを告げていたのかもしれません

 

そんなことを思いながら

上野原遺跡の森を後にしました。